1. TOP
  2. NEWS
  3. 【News!】 corporate
  4. RevolKa raises ¥150 million series A extension

NEWS

RevolKa raises ¥150 million series A extension

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
RevolKa raises ¥150 million series A extension

 株式会社レボルカ(本社:東京都、代表取締役社長:浜松 典郎、以下、当社)は、このたび、シリーズAエクステンションの資金調達ラウンドにおいて、D3 LLC(本社:東京都、代表パートナーCEO:永田 智也)および株式会社ディープコア(本社:東京都、代表取締役社長:仁木 勝雅)ならびに東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(本社:宮城県、代表取締役社長:樋口 哲郎)の3社を引受先とした第三者割当増資により、1.5億円の資金を調達したことをお知らせいたします。

1.資金調達の概要と背景
 バイオ医薬品の市場において、タンパク質医薬品の占める割合が急成長している中、創薬候補物質の最適化は重要な課題と考えられます。当社のaiProtein®技術は、複数の機能や特性を同時に最適化するという特徴を有しており、多数の成功例の経験のもと、様々なタンパク質医薬品を創製できると考えております。
 この度、AMED「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」認定VCでもあるバイオ・ヘルスケア産業に特化したD3 LLCをリードVCとして、同社の「D3バイオヘルスケアファンド1号投資事業有限責任組合」およびAIに特化したインキュベーション事業を進める株式会社ディープコアの「DEEPCORE TOKYO2号投資事業有限責任組合」からの新規出資、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社の「THVP2号投資事業有限責任組合」からの追加出資により、シリーズAエクステンションラウンドにおいて合計1.5億円の資金調達を完了しました。
 同時に代表取締役社長CEOに浜松 典郎(前グローバル事業本部長)、取締役に岩瀬 歩(前経営管理部長)が就任しました。今後、コア技術であるaiProtein®を用いて価値ある医薬品を創出するため、経営体制を変更し、当社の研究開発を加速させて参ります。

2.投資家について

D3 LLC
 2017年に創業した、ヘルスケア領域特化の、投資・事業・コンサルティング会社です。「世界の医療健康への貢献」をミッションに、有望な科学技術シーズや事業アイデアへの資金提供(Discovery)に留まらず、経営者と伴に、有意義なプロダクト・サービスの創造とそれらを顧客に届けるためのビジネスモデルの構築(Development)を通じて、科学技術・アイデアの社会実装(Deployment)を志します。ベンチャーキャピタルに関しては、投資の数を目的とせず、バイオヘルスケア領域のグローバル・スタンダードに従い、少数の投資先に丁寧な支援を行います。

■株式会社ディープコア
 AIおよび先進的技術分野の企業に特化したベンチャーキャピタルです。プレシード〜アーリーステージのヘルスケア、製造、物流などあらゆる業界・産業のスタートアップに投資をおこなっています。投資活動に加え、AI技術者・研究者・起業家のためのコミュニティ「KERNEL(カーネル)」の運営や、海外進出を見据えるアーリーステージのスタートアップに特化したアクセラレータープログラム「KERNEL Global Startup Camp」の運営など、スタートアップの育成から支援までを行っています。

■東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(THVP
 東北および東北周辺地域の国立大学における研究成果を活用し事業を立ち上げようとするスタートアップを、シード・アーリーステージから支援し投資を行うベンチャーキャピタルです。民間資金が入りにくい段階から積極的な支援を実施し、強靭なミドル・レイター案件に導くことにより、民間資金の「呼び水」となることを狙いとしております。成長段階において、民間ベンチャーキャピタルなどと積極的に協調し、十分な成長資金を供給することにより事業の潜在的成長力を100%引き出し高い社会価値を創出する企業への成長を促します。

3.aiProtein®技術について
 レボルカの独自技術aiProtein®は、人工知能と進化分子工学を高度に融合させた高機能タンパク質工学技術です。天然タンパク質は、20種のアミノ酸が一本の鎖のようにつながり、それが折りたたまれた構造をもつことで生物機能を有するようになります。タンパク質は数億年以上の時間をかけて進化し高度な機能を有する物質になったと考えられています。しかし、現在でもアミノ酸のつながり方(配列)とその機能、構造の関係は明らかにされておらず、タンパク質を理論的にデザインすることはできません。レボルカの人工知能は、限られた数の配列‐機能相関のデータで訓練されることで、機能が向上したタンパク質の配列を予測することが可能です。さらに、aiProtein®によって複数の機能を同時に向上させることも実証されています。この技術は、医薬品、工業用に高度に最適化された機能を有する全く新しいタンパク質を創製できる非常に強力な方法です。

4.株式会社レボルカについて
 RevolKaという名は、ラテン語の「進化(evolutio)」とアイヌ語の「育てる(reska)」から造った造語です。会社のロゴは、胎児が生育していく姿から、「育てる(reskaR)」が「進化(evolutioe)」を大事に育んでいることをイメージしたものです。私たちは、生命が機能分子として選択したタンパク質を、人工知能技術を道先案内として試験管内で進化を模倣する進化分子工学を用いて、自然界ではたどり着けなかったフロンティアへ「進化させ」、医薬を中心とする様々な分野が求める機能分子として「育てて」いきます。
 詳しくは、株式会社レボルカのホームページ(https://www.revolka.com/)をご覧ください。

20240201_プレスリリース(レボルカシリーズA3).pdf

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加